「べてるの家」は浦河のまちをつくっている (その2)

2018年8月17日 00時51分 | カテゴリー: 活動報告・日誌, 福祉

べてるの家の理念はまちづくり

現在のべてるの家は街道沿いにあり看板が目を引く。活動中は人の出入りが多い

恒例になった「べてる祭りin浦河」(浦河町総合文化会館にて)の開催は、まちの通り沿いに横断幕が張られていて、まちぐるみのイベントになっていました。普段は静かな商店街が祭りでは多くの住民や外部からのお客さんで盛り上がるのだそうです。その商店街にある「カフェぶらぶら」は、べてるの活動拠点の一つでもあり、まちづくりの一つになっています。

商店街に加入し、物品のコーナーはべてるの昆布製品・関連書籍などの他、地域の方の商品も扱っており、ここでSST(ソーシャルスキルトレーニング:生活技能訓練)として接客の練習もしています。

 地域で暮らすことを応援

NPO 法人セルポ(セルフ・サポート・センター)浦河は、もともと回復者どんぐりの会から発したもので、ピアサポートの育成や派遣、研修など実践しています。入院から退院に向けて地域で暮らすことを応援する、精神障がい者同士のピアサポートネットワークを強くしていくことが地域で暮らすために重要なことです。

人口14000人の浦河町に行ってみたことで、働くこと、住むこと、生活を支えること、当事者の活動そのものをゆるやかに繋げてきていることを肌で感じることができ、元気をもらいました。べてるでは、「偏見や差別はある」ことを知り、ただ生きるだけでも問題が起きる、でも問題があればあるほどコミュニケーションの場が増え、仲間が増える、アイデアも生まれ、場が豊かになる、だから、問題が出るほどそれは予定通りのことで「それで順調」なんだ、といっています。こんなユニークな助け助けられる空気感が漂うべてるの場所は、弱さや苦労があって当たり前、のまちをつくっているのだと思いました。
べてるの家を小平にもつくる、そんな夢も膨らんできます。