多世代ごちゃまぜの暮らし~シェア金沢

2015年11月16日 22時03分 | カテゴリー: 活動報告・日誌, 福祉

シェア金沢入り口の看板バス停留所があり、垪はない。

 10月、私が所属する厚生委員会では、社会福祉法人が運営する「シェア金沢」を視察してきました。

 子どもから大学生、高齢者まで、世代や障がいの有り無しを超えていろんな人がつながり、地域社会づくりに参加する―人とひとが「幸せ」になる街をともにつくるという地域コミュニティづくりが実践されていました。まさに、私たち生活者ネットが掲げた政策のひとつ「まじって暮らす」のモデルを見たようでびっくり! 
 そこは、サービス付き高齢者住宅の隣合わせに、児童入所施設と学生向け住宅があります。建物の間には人が行き交う小道がつくられていて、声かけをしやすくする仕掛けがありました。デイサービス・訪問介護、児童発達支援センター、レストラン、配食サービスの他、温泉やクリーニング店などが点在しています。周辺地域の人にも解放されていて、イベント開催や収穫物を店舗で販売したり、無料開放のギャラリーを使って、美大生のグループ発表や講演会、パーティなどが自由に開かれています。

温泉入り口、近隣の人ももちろん入浴可能。

 学生は、家賃3万円+月30時間のボランティア活動が入居条件で、ある大学生は大学から帰ると児童施設の掃除をしたり、障がいのある子たちといっしょに遊んだりするボランティアをしています。また、ある一人暮らしの高齢者は畑仕事でとれた野菜を施設にお裾分けするなど、お互いシェアしながら、その人の知恵や知識を活かし、とってもいきいきと暮らしていました。その光景を目にしたりその場に身をおくだけでも「幸せ」な気持ちになれるようなほっとする空間があるように思いました。

レストランなどがある本館内では畑の収穫物を販売。

 里山暮らしのような自然の豊かさでは小平で同じようにはいかないけれど、自分たちでつくる暮らし方を多世代で実践できるようなこだいら版の取り組みを模索したいと思う一日でした。