生物多様性地域戦略をつくろう  (一般質問報告)

2015年9月21日 22時09分 | カテゴリー: 活動報告・日誌, 環境

 9月議会の一般質問で「生物多様性地域戦略」についてのことを取り上げました。

六小の棚田、みどりの学校づくり施策のひとつです。

生物多様性地域戦略とは 
 2011年9月、生物多様性の保全及び持続可能な利用に関する国の基本的な計画となる生物多様性国家戦略2012-2020が策定されています。
 東京都では、2012年に「緑施策の新展開~生物多様性の保全に向けた基本戦略」を策定し、これまでの緑施策のほか、生物多様性の視点から強化すべき施策の方向性が示され、在来植物を活用した緑化、生物多様性保全の拠点となる公園整備など掲げています。
 そして、都内取り組みでは葛飾区が最も早く、次いで千代田区(豊かな自然が維持されている皇居がある)さらに目黒区、港区、あきる野市、府中市などと続いています。大田区、豊島区、羽村市は14年3月に自治体の環境基本計画に記載した生物多様性の項目をもって「生物多様性地域戦略」に位置付けています。
 現在、世田谷区が戦略策定に向け、本年6月区環境審議会に6名からなる検討部会を立ち上げていますし、清瀬市も、環境省が実施する勉強会に参加しながら策定に向けています。
 策定にあたって、発表されたデータによると、担当職員は2名体制、費用は1000万円以下が大半、期間は1年半から2年程度。早い段階から市民・NGOと協働するなど、戦略策定のハードルは決して高くないと言われています。
 このようなことから、小平市でも市民、市民団体と協働するかたちで様々な取り組みや調査・保全などすでに行ってきていることを活かして戦略策定を目指すことは難しくないと考えます。

水とみどりのまち小平から発信へ
 小平は、玉川上水、野火止用水、狭山・境緑道の連なりがグリーンロードをつくり「水と緑のまち」と称してその保全管理を行ってきています。
 市では、第2次環境基本計画の基本目標にも「生きものとの共生」という施策の方向性を定めています。
 「小平市みどりの基本計画」の重点施策にある、みどりの学校、ビオトープづくり、森のカルテづくりなどの実施、評価を活かして、さらに生物多様性の損失を止めるための効果的な行動を小平から発信していくべきです。開発事業の際の生物多様性への配慮についても指摘しました。
 答弁では、今後地域戦略の策定の意義や目的など十分に踏まえ、検討していくとのことでした。生きものの生息空間を保全、創出し、快適な市民生活と生物多様性の両立をめざすためにも、ぜひ取り組んでいくよう引き続き求めていきます。