小平市福祉のまちづくり講演会に参加

2014年12月7日 10時31分 | カテゴリー: 活動報告・日誌, 福祉

暮らしと医療に橋をかける~つるかめ診療所のお話

  先日、小平市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画(素案)の説明会とあわせて開催された福祉の講演会に参加しました。 
  在宅医療がもっとも進んでいない地域は栃木県だそうです。その栃木県の下野市というところで自宅を在宅療養支援診療所として立ち上げた鶴岡医師のお話しを聞きました。
 夫妻はプライマリ―ケアの実践者であり、在宅医であることを地域に知ってもらうために住民をまきこんだ取組みを行っています。鶴岡さんは、2011年3月の大震災で、津波や原発事故に危機感がつのり、多職種連携の大切さを切実な問題と感じたそうです。そこで、診療所を開放して多職種向けの勉強会「つるカフェ」をオープンしました。
  ケアマネ、訪問看護師、保健師、介護福祉士、ヘルパー、ソーシャルワーカー、薬剤師、鍼灸師などいろいろな職種の人と顔の見える関係をつくるためには「お茶すること」が大事と提唱します。複数の領域の専門職が、それぞれの技術と知識を提供しあい、共通の目標の達成を住民や当事者含めてめざす協働した取組み「つるカフェ」のこだわりとは?
 それは、スイ―ツと飲み物! そして悪口をいわない、カフェの間は愛称でよびあうなどのルールを決めました。カフェで顔がみえることで仕事がしやすくなり、お互いに知り合って仕事がひろがり、またボランティアの存在を初めて知って依頼したり、知らず知らずのうちに多職種の間で地域全体の学習の場ができていたのです。
 さらに小・中学生、高校生にもヘルスプロモーション活動をしているのにびっくり。
  中学校で「地域医療って何?」というテーマで、漫画を用いてセミナーをしたり、小学校の職場体験に診療所を提供しています。地域に往診する医師がいるということを知ってもらうためと鶴岡医師は話していましたが、何より、住民への問題発信をしているのだと思いました。