今年も「NO!寝たきりデ―」に参加

2014年9月22日 12時26分 | カテゴリー: 活動報告・日誌, 福祉

 誰もがふつうに暮らすまち~「暮らしの保健室」を小平にも

  「NO!寝たきりデ―」の開催は今年で25回目。市民自身が主体的に高齢期の人生を考え自分たちの暮らす地域の制度やサービスを市民の目線で検証し、政府や自治体に政策提言を行うイベントです。今回は認知症をとりあげ、誰もがふつうに暮らすまち―医療と福祉の連携「暮らしの保健室」の話しを伺いました。

   新宿区にある「暮らしの保健室」は、2011年7月より厚労省の在宅医療連携拠点事業のモデル事業の助成を受けて始まりました。
 看護師2人が、イギリスの「マギーズセンター」(公立病院NHSがんセンターの近く)をモデルに、明るく静かでゆったりと人を受け入れる雰囲気のある場を創りたいという想いで、新宿区の都営団地 戸山ハイツの空き店舗を活用して身近なサロン・相談支援の場を開設しました。お二人は、がんの治療中で様々な悩みを抱える方々の相談対応や、行政の窓口には敷居が高くてなかなか出向けない高齢者の方のお話しを丁寧に聴いています。 

「暮らしの保健室」のHPはこちらから⇒  

   ここは、介護、医療に関するちょっとした悩みごとや困りごとを気軽に聴ける場所、また介護や医療に関わる人たちの連携をスムーズにするハブ的な役割を担う場所でもあり、「保健室」から人のつながりがひろがり地域を支えていく活動がありました。というのは、相談だけでなく、多職種連携のための連携会議―在宅患者を考える会、ケース会議や地域ケア会議、在宅療養の学習会などを保健室で開催し、多彩な立場の医療・介護連携が続けられているのです。
 病気だと診断されいったん入院すると体力も落ちてしまい、退院しても元の生活に戻るまで時間がかかります。重度化を防ぐためのガイド役を訪問看護で寄り添いながら住み慣れた所で支援できたらとの考えにたち、「病気になったら入院」ではなく、家が病室になればいいのだと聴いて、そのとおりだなと思いました。
 病院以外の場所で、医療も含んだ相談支援の窓口が町の中にあったら、どんなに心強いでしょう。小平でも医療と介護の連携推進事業はありますが、なかなか進まず大きな課題です。そのためには地域のマンパワーや、地域の社会資源を緩やかにまとめていく場所が必要です。―地域づくりという視点からも「まちの保健室」のような場所が身近にできるよう求めていきたいと強く思いました。