認知症サポ―タ―養成講座を受けました

2014年6月23日 12時18分 | カテゴリー: 活動報告・日誌, 福祉

 先日、生活者ネットワーク福祉部会主催で認知症の出前講座を開催しました。市では地域包括支援センター主催で毎年実施していますが、その機会は少なく、改めて「認知症」を知り理解することが大事だと感じ企画しました。14名の参加者は最後にオレンジリングを頂きサポーターの仲間入りとなりました。

 認知症はだれでもなる可能性のある病気
 現在、90歳以上になると2人に1人は認知症とも云われています。2004年「痴呆」から「認知症」という云い方にかわり、「認知症サポーターキャラバン」運動による認知症を理解して本人や家族を見守る「認知症サポーター」を増やすために、地域ではサポーター養成講座の取組みが行われています。すでに5年前にサポーターは全国で100万人を超え、現在498万人に増えています。

認知症とは
 いろいろな原因で脳の細胞の働きが悪くなったためにさまざまな障害が起こり、生活上に支障がでてくる状態をいいます。私たちは見たり聴いたりして得た情報のうち関心あるものを一時的に脳のある器官に捕えておいて必要なときに情報をだしたりしています。歳をとってもの覚えが悪くなったり度忘れするのは、この情報をおさめておく器官が老化するから。しかし、認知症の場合は脳梗塞や脳動脈硬化などが原因でこの器官が壊れてしまいおさめることができなくなり、覚えていたはずの記憶が失われてしまうことがあります(脳血管性認知症)。記憶障害のほかに、見当識障害(時間や季節感の感覚が薄れる)、理解・判断力の障害(いつもとちがう出来事で混乱しやすくなる)、元気がなくなりうつ状態になるなどの症状もあります。
 認知症は、早期に気づいて診断を受けることで治る場合もあり、アルツハイマー型認知症では薬で進行を遅らせることもできます。また、病気を自分で理解できる時点で受診することで、かかりつけ医やケアマネージャーに相談しながら制度を利用して自分の意思に沿った生活をしていくことができます。

認知症への対応の心得  「驚かせない、急がせない、自尊心を傷つけない」
 認知症と診断されたら、誰しもショックを受け、戸惑い、混乱します。本人のあるがままを受けいれられるようになるためには家族や介護者に気持ちの余裕が必要で―それは周囲からの理解や適切な介護サービスなどの利用によって得られていくもの。
 認知症サポーターは、認知症について偏見をもたず、正しく理解した上で、本人や家族に対してあたたかく接し見守ること、他人ごとでなく「自分たちの問題である」という認識をもって接していくことが大切なのだとききました。理解をしているつもりでもそこまで引き寄せて考えていなかった自分に気づきました。