制度の狭間にいる人を支えるために

2014年4月22日 23時57分 | カテゴリー: 活動報告・日誌, 福祉

~コミュニティソーシャルワーカー(CSW)と住民がつくるしくみ

豊中市社会福祉協議会勝部さん(CSW)より地域福祉の取り組みについて熱いお話を伺う

  3月に、大阪府豊中市社会福祉協議会を訪問しました。市では、地域福祉計画に基づき、市と社協が協働で校区単位に「福祉なんでも相談窓口」を36か所設置し、地域福祉推進の担い手として14人(生活圏域ごとに2名)のコミュニティソーシャルワーカー(CSW)を配置しています。集会所や空き教室を利用した相談窓口では、民生・児童委員や研修を受けたボランティアが身近な福祉相談を行い、近所の気になる人をつなぐ、SOSをキャッチする場所になっています。
 たとえば、足の弱った母親の外出の相談に対しては、車椅子の貸出しについて伝えるなど福祉サービスに関する情報提供します。また、ゴミ屋敷で生活するひとり暮らしの高齢者への支援やDVや多重債務の問題など、解決が難しい相談については、担当CSWがいっしょに相談に応じ、関係機関や社会資源を活用して支援につなげます。
 その支援のプロセスには、住民も一緒にかかわることで本人自身が変わり、地域が変わり、誰もが生きやすい社会をつくることにつながるのだという考えのもとひろがっています。
 こうして地域でのセーフティネットの体制づくりがおこなわれ、制度の狭間の問題など個別の課題に対応し、地域の課題として共有し、新たな協働や仕組みで解決方策を展開しています。福祉ゴミ処理プロジェクト、徘徊SOSメールプロジェクト、広汎性発達障害者の家族交流会、団塊塾とよなか…など。
 小平にも同様の地域課題があります。SOSキャッチの受け皿を地域の中につくり、地域福祉を公民協働で行って解決のしくみをつくっていく、地域の連携づくりで地域力をアップし、だれもが住みやすいまちになることを目指していきたいと思います。