高齢になっても 住みつづけたい小平をつくる(3)

2013年12月31日 23時09分 | カテゴリー: 活動報告・日誌, 福祉

~市と地域包括支援センターの連携、そして市民団体とのコラボを

(続き、12月議会の一般質問から)

武蔵野市テンミリオンハウス くるみの木

課題その3 各地域包括支援センターの出張所の役割と人員配置についての考えをききました。今ある場所を活用して知らせていくことを市民といっしょにやれないか?

  市庁内にある中央センター以外の地域包括支援センター4か所には出張所が設けられておりセンター職員が交替で出勤しています。その場所を「介護保険べんり帳」でみると東西に長い小平市内の相談窓口9か所の配置がわかります。出張所は住宅地内や街道沿いにあり身近な場所にあることを市民に知ってもらうためにもこの出張所を活用していくことが必要です。
 たとえばカフェとか間口を開いてまちの縁側のように、高齢者がちょっと立ち寄り坐れる場、お茶のみ出来るところといった気軽に寄れる場所にしてはどうでしょうか?地域の名前をつけて、津田町サロンとかにすればここが地域の相談の場所だということも知られるようになるのではないかと提案しました。人員配置は、ボランティアの方や認知症サポーターの方などのグループをつくってスタッフとして担ってもらうことも一案。

テンミリオンハウス くるみの木、一軒家をかりて開く、健康マージャンの日。

 認知症の学習したことで人の役にたつことをしたいと考えている方の力を借りて、活動の場をつくっていくことはいろんな人との関わりがうまれ地域の中での見守り合いにもつながる―こうしたNPOづくりやコミュニティサービスなどの活動支援を市がしっかりサポートしていくことが大切です。

 課題その4 「地域ケア会議」の目的、あり方について、今後どのようにつくっていくのか?

  「地域包括ケアシステム」を推進していくためには、ひとり一人の高齢者にとって生活を支援するしくみをつくり住みよい地域づくりにつなげることです。地域ケア会議のあり方は、市として目指す地域の将来の方向性(ビジョン)が明確に示された中で作られていくのだと考えます。地域ごとのニーズ調査・聴き取りから現状を把握し、地域の特性やその課題を出し、その課題解決のために、医療・介護職の他様々な職種の人、地域に関わる人員構成で組織された「地域ケア会議」が適切に運営されなければなりません。具体的には、会議の運営の仕方や、個別の支援のケースにとどまらない、介護の領域だけでなく精神保健や生活福祉、住宅などの課題をどう提示していくかです。
 市の役割としてはこの会議を用いて、専門職の力量アップにつなげること、自立支援を追求しながら望ましい支援の方法を検討する中で新しい社会資源をつくること、政策提案・立案をして施策化していくことが重要になります。

  2年後には小平の総人口はピークを迎え減少していくと推計されています。高齢化に拍車がかかる前に地域事情を把握し制度と市の事業以外にどんなしくみづくりが必要なのか、将来のまちづくりのための事前準備が早急に必要です。