9月議会が終わりました。

2013年10月6日 22時23分 | カテゴリー: 活動報告・日誌, 議会・議会改革

3市共同資源化施設予定地となっている東大和市暫定リサイクル施設

 市民から提出された請願2件が不採択になったことではすっきりしない心持ちですが、生活者ネットから提出した介護保険制度改正、要支援者外しに関する内容の「要支援者に対する介護サービスの継続とそれに伴う財源確保を求める意見書」は、会派間で調整を重ねた上、全会一致で採択されたので国へ意見書提出となります。
 他自治体でも同主旨の意見書が提出されていますが、小平市で全会一致になり提出されることは喜ばしいことです。

 請願審査について
 9月議会から、市民による請願の審査時に請願者が趣旨説明をするかしないかを選択できるようになりました。
 請願提出には紹介議員が必要で、これまでは筆頭紹介議員(紹介議員のうちの代表者)がその内容について、請願者に代わって説明し質問を受けていましたが、これからは直接請願者の言葉で思いや意見を言えるようになり、質問も受けることになりました。当たり前のこととはいえ、議会の中での市民参加が大きく進んだ画期的なことです。
 今回2件の請願、「小平都市計画道路3・2・8号府中所沢線計画について住民の意思を問う住民投票の開票と開票結果の公表について」と「3市共同資源化施設等に関し市民参加の施設検討委員会を設置することについて」では、請願者2人共、趣旨説明を行いました。請願に込めた考えや思いをしっかりと整理して話されていました。その後で筆頭紹介議員が提出資料の説明などを加えて質問を受けます。

  住民投票の開票を求める請願は、住民投票条例の成立要件と開票についての蒸し返しの議論になってしまいました。若い世代の投票率が高かったことなど含めた結果全てが市にとって重要なものでありその結果を小平市としてどう受け止め尊重し扱っていくかを、改めて議会として考えることに向けての議論に至らなかったことは審査する委員としても力不足だったことを悔いてやみません。「すでに決まったこと」を尊重すべきとの論調が強く、投票用紙の中身を今後の小平市のまちづくりに活用していくために開票を求めているのだということが受け止められなかったのは残念です。継続を主張しましたが、挙手は2人(公明党と生活者ネット)で採決となりました。結果は、生活者ネットワークと虹とひかりが賛成で、不採択でした。
2013年住民投票請願第12号賛成討論

  三市共同資源化施設の請願は、市民参加の施設検討委員会の設置を求めており、そのことは賛成するものです。施設建設については、施設の想定地決定までのプロセスが見えにくくなっていることから反対運動が起こり周辺住民への理解がえられていない状況が続いており、その想定地含めて資源化施設計画全体について市民参加で話す場をつくることは早急に必要です。しかし、請願者が求めるスタートラインに立っての意味合いはゼロベースであることの説明があり、期限が迫っている不燃・粗大ごみ処理施設、焼却炉の更新の影響のあることから、やむなく賛成はできないと判断しました。
三市共同資源化施設請願 反対討論

 

意見書について
 8月6日、社会保障制度改革国民会議は消費増税にあわせて実施する社会保障改革案の報告書を国に提出しました。要支援者を対象とした予防給付は、現在の地域支援事業を見直し「地域包括推進事業(仮称)」に段階的に移行していくと提案しています。
 介護保険認定の要支援1・2の対象者は、介護の認定受けた対象者であり、例えば認知症についていえば、介護・生活援助サービスや家族支援が適切に専門性をもって提供されなければなりません。介護の重度化を進行させないためにも介護予防事業についての実態調査をして検証を行い十分な議論が必要です。ともあれ、要介護状態にある人に対し、必要な保険給付を行い、保健医療・福祉サービスを確実に実施していくこと、社会全体で介護を支えていくことを望みます。
 要支援者に対する介護サービスの継続とそれに伴う財源確保を求める意見書