都立小金井公園は「防災公園」 ~いざというときのトイレは?

2012年11月6日 10時13分 | カテゴリー: 活動報告・日誌

 小金井市、武蔵野市、小平市、西東京市4市に隣接する小金井公園は、東京都の防災上の拠点となる公園で、大地震など災害が発生した直後の救出・救助活動のため、自衛隊、警察、消防などのベースキャンプになる場所として様々な防災施設が整備されています。
 先日、その施設を見学してきました。公園は、指定管理者である東京都公園協会が管理運営をしており、女性のセンター長が丁寧に説明してくれました。

マンホールの穴 この上に仮設トイレを設置する

 防災対応トイレについて、公園内には災害用マンホールが102穴(洋式92穴、和式10穴)、6か所にあります。災害時にはこのマンホールの蓋をはずして組み立てた便器を取り付けテントを設置して仮設トイレが出来上がります。使用後はトイレ横にある手動式の揚水ポンプでバケツに水を汲み置き便器に流し入れて使います。
 

揚水ポンプ これでくみ上げた水をトイレで流す

常設トイレ横の備蓄倉庫にトイレ部品やバケツなどが常備されており、トイレそのものは簡単に組み立てられます。とはいえ、マンホールの蓋はとても重く倉庫に設置されたバ―を使ってこじ開けるのにもコツがあり、トイレの向き(入口の位置)など細かい設置の仕方についても地域ごとの訓練にとりいれていくことが必要だと思いました。
 また、障がい者専用トイレはなく、テントの広さも一律なので、身体の不自由な方にとってはとても使いづらいものです。
 他にもソーラー発電の公園灯、かまどベンチ(ベンチの座る部分をはずすと釜戸になり火がおこせる)、防火水槽、ヘリポートになるいこいの広場などが整備されていることを知りました。
 これからは地域ごとの避難訓練を行いながら、都と4市との連携で具体的なことを早急に決めていく必要性を感じました。