FIWC(フレンズ国際労働キャンプ)について

2011年5月12日 00時01分 | カテゴリー: 活動報告・日誌

 FIWCをご存じでしょうか?
貧困や差別などの社会問題の発生している現場に出かけ、ワークキャンプという手段を通して、問題のある場所で人と人とが直接に繫がり関係を始めていこうという志を持ち、その先によりよい社会を考えたいと願って、戦後から現在までその活動は続いています。
 私は80年代の頃、韓国のハンセン病の定着村にかかわる、FIWC日韓合同ワークキャンプに参加したことがあります。韓国のハンセン病患者も強制隔離はなくなっても一般社会での偏見が強く、人里離れた村(「定着村」という)で農業や畜産を営み住んでいました。その村へ日韓の学生と共に行き、井戸掘りや道づくりなどのワークを通して、この人間社会に根強く残る「差別」というものに風穴をあけよう!人と人との心のふれあいを回復したいと考え、出かけていったのです。差別と貧困の現実を目にしながら、実際に体を動かし、場所や人々との出会いを通じて多くのことを考えるきっかけとなり、今もキャンパーやその知り合いとは繫がりが続いています。
 そのFIWCが、3月11日の地震で被災地になった宮城県気仙沼市唐桑町へ震災キャンプとして支援を続けています。「自発自治」「理論より行動を」を掲げ、誰にでも開かれた場であり、「来る者は拒まず去る者は追わず」として、これからも様々な人と人との出会いが縁となってワークキャンプが続いていくことを願っています。