イモリさんも暑い?!

2010年8月9日 01時00分 | カテゴリー: 活動報告・日誌

生物多様性を考える

 5月連休からうちの住人となった、山形生まれの小動物イモリは、金魚と一緒に水槽の中で過ごしています。当初は3匹いたのですが、水槽上に網掛けしてある隙間から脱出してしまい死んでしまったりで、現在は一匹になってしまいました。
イモリは肺呼吸のため、よく水面から顔を出していたり、浮島の上に乗り静かに漂っていたりします。ひょうきんな姿かたちでおっとりしているので、餌をいれても金魚にとられてしまったりして見ているとつい声をかけたくなってしまうほどです。
お腹には一匹ずつ異なるといわれる赤色の模様があり身体をくねらせて泳ぎ、水槽にペタリとはりついている姿は可愛らしいものです。
梅雨明け後、続く猛暑のため、水槽の温度は34度にまであがってしまったことがありました。びっくりして、氷をひとつかみ水槽の中に入れて様子をみました。何もいわずに浮島の上にじっとしていていることが多く、夏バテぎみか、すいすいと元気に泳ぐのは時々になってしまいました。
 本来は身近な生き物だったイモリも、近年は人間が行う開発や水田の圃場整備などによって平野部では見られなくなってしまいましたので、うちのイモリさんもこの環境に合わなければ山形の地に戻してあげなくてはなりません。その辺の水田や水場では生きていかれないのです。生態系が歪んできていることが、生き物を飼ってみることでわかってきます。
 「人間も生態系の中の一種の動物である中で生物の多様性は人類共通の財産であること」を認識し、このことを、国際的な視点で見ようとする生物多様性条約締約国会議(Cop10)が今年10月に名古屋で開催されようとしています。
日本は議長国として192の条約加盟国の総意を導いていかなくてはならない役目もあります。各地域レベルで自然保護団体だけでなく、多様な主体が当事者意識をもって生物多様性保全に取り組むことが進み、実行面において地域戦略づくりが進んでいくことに期待をかけ参加を呼び掛けていかなくてはならないと思っています。