代表の壺(1)「この夏のイベント」

2010年3月11日 01時07分 | カテゴリー: 代表の壺

生き物環境調査に参加してきました

 夏休みが始まってすぐの我が家のイベントが、生活クラブ主催の「第7回生き物環境調査ツアー」でした。長野県飯島町につくった自然共生農場の取り組みの実際をやっと観にいけることになり、実は私は密かに心待ちにしていたのです。表向きは、中1の長男の虫好きを理由に絶対に行ったら喜ぶだろうと思うよ、との提案であり、どこか田舎の風景にあこがれている私たち(勝手に家族全員をいう)だから・・と。
 この日も朝から暑くて、汗だくになりながら電車にのり、新宿の集合場所まで行き着いて、やっと大型バスに乗り込みました。(3歳の次男はこのバス乗車初体験に興奮!)中央アルプス全容を望める「アグリネーチャーいいじま」という宿泊施設には昼ごろ到着、このロケーションは実に素晴らしかったのです。皆、すぐにこの場所が気に入ったようで、裏の田んぼを見つけて遊びにいきます。午後は、グループに分かれての調査活動—私たちは、河川敷周辺、水路や棚田、ビオトープ、水稲有機栽培圃場などを町役場の方たちの車を利用させて頂きみて回りました。
 田舎の風景は大好きでも虫類は苦手な私は、子どもと一緒なら何とかついて行けましたし、初めてドジョウを捕まえたりしました。どきどきしながらもひとつひとつ見つけて生き物を皆で確認していく作業は何だかとても楽しくて、幸せな時間だなぁと思ったのでした。夢中になって採取しては熱心に観察する子供たちの姿にも感心させられ、視力だけでなく聴力や瞬間的な察知力というか、その感性に大人との違いを改めて感じさせられたのでした。この日、久しぶりの恵みの雨を得て、雨宿りの中、夕昏までその変わりゆく美しい風景を眺めていました。
 翌日は、ブルーベリーの摘み取り体験、自然共生栽培圃場見学をして、あっという間に時間が過ぎて、飯島町営農センターの方たちと昼食をともにして終わりました。
 参加者以上の方たちが関わって、この調査ツアーを実施しており、都会からの客を実に快く迎えて下さり、本当に嬉しく思いました。これからのこの農場の在り方をその中で模索していくことになるのでしょう。農家の世代交代が難しくなり、継承者の問題が緊迫しているようです。農業を絶やさずにこれからの時代に繋げていくにはどうしたらいいのか、真剣に考えなくてはならないと思いました。濃密で豊かな時間をこの二日間で過ごした私でした。
               代表 平野ひろみ