代表の壺(2)さをり織りと私

2010年3月11日 01時12分 | カテゴリー: 活動報告・日誌

 大学時代にどうしても織りをやりたくて、タウンページをひいて見つけたのが、代々木にある「さをり適塾」でした。
これを作った57歳の城みさをさんはどんな人なんだろうと神戸の自宅にまで押し掛けて話を聴いた事を思い出します。どんなことを話したか内容までは思い出せないのですが、とにかく凄い人だな・・とビリビリ!と感じたのを憶えています。卒業後、仕事をしながらも教室での織りを楽しんでいましたがそのころ出逢った織り仲間とは、「大好きな織りで生活していくなんて無理よねぇ、」などと話していました。
 ところが、新しい教室の指導者になってやってみないか、と持ちかけられて、毎日織りが出来るならこんな嬉しいことはないと引受けたのでした。㈱現代手織り研究所の職員となり、教室も時にはデパート店内の売り場であったり、福祉施設の部屋であったりしました。
 さをり織りとは、織りを通して、自由に、何物にもとらわれない形で自分自身の心を表現することが唯一の目的です!ですから、子供からお年寄りまで操作の簡単な織り機に向かい、既成概念にとらわれず、絵を描くように織っていくことが出来ます。初めての人は織りの「耳」をきれいにしなくちゃ、と気にしますが、その先入観(耳がデコボコした織りなんか見たことないという概念)を打ち破り、千差万別の自己表現をするのです。自分だけの手織りに、機会があったら挑戦してみてはいかがでしょう?きっとあったかい豊かな気持ちになれると思いますよ。
            代表 平野ひろみ