「学園坂ストリートギャラリー」の報告から

2009年12月7日 22時11分 | カテゴリー: 活動報告・日誌

 今年3月、一橋学園駅前にある学園坂商店街で行われたストリートギャラリーを覚えていますか? 武蔵野美術大学の15人の学生が地域の活性化を図るために商店街全体をギャラリーにするイベントで、商店街の端っこにある「おだまき工房」が主催したものです。工房では、就労をめざす障がい者が機織りをして製品を展示販売しています。
 企画テーマを「つむぐ」と掲げ、工房の裂き織りの糸がつむがれていく行為とこの企画によってつむがれてゆく人と人を例えました。
 このイベントを始めるにあたっては、商店会の役員会に出席して企画の説明をしながら協力をお願いした上で、学生さん達が商店街を手分けしてまわり、お店の成り立ちやアピールポイントなどに聞いたりしたそうです。それぞれのお店の持ち味があることを知り、そこに顔の見える関係があることを知っていく中で企画案が練られていきました。
 広報班はシンボルマークを作りポスター、チラシ、垂れ幕を作成。マップ班ではこんにちはマップを作りスタンプラリー用の店長さんハンコを作成。寝具店には布団のような「ふかふか」した大きなヒツジのぬいぐるみ制作。閉まった店舗のシャッターを展示場所にして、学園東小学校の児童たちの作品を飾る・・などなど、まさに「ストリートギャラリー」。
 こうしたイベントを通して作った人間関係を日々つむぎ続けること、さらに次のイベントへ、地域の人の輪を広げ、「アートを通して」子どもも学生もお年寄りも障がいのある人も共につむいでいく街が商店街から広がっていくといいなぁと思うのです。